千葉県は、5月20日、終末期医療の高齢者向け啓発プログラムを動画で公開した。
県では、高齢者が尊厳を持って最期を迎えられるよう、終末期医療のあり方を考える際の参考となる啓発プログラムの開発を2012年度から2013年度までの2か年で実施。
2012年度は、終末期医療に関する県民意識調査や終末期医療に関する意見収集を実施。2013年度は、地域別公開講座やシンポジウムを開催したほか、終末期医療に関する高齢者向け啓発プログラム(動画)を作成した。
動画は、「最期まで自分らしく生きる」のタイトルで、ある家族のドラマや専門家の解説をまじえて、自分らしく最期を迎えるために知っておきたいこと、考えておきたいことを紹介。退院時調整会議と在宅療養を支えるサービス、最期を迎える場所についての県民意識調査結果や現状、家族との話し合いの重要性や意思表明、在宅での看取りについて解説する。
動画はパート1からパート5まであり、約30分。20日より千葉県インターネット放送局で公開している。
◎千葉県
http://www.pref.chiba.lg.jp/