ミサワホーム株式会社と三菱UFJリース株式会社は、介護施設の運営を手掛ける共同出資会社「トリニティ・ケア株式会社」を4月22日付で設立した。
ミサワホームと三菱UFJリースは、昨年11月に介護施設の開発および運営などについて、共同で取り組むための業務提携を締結。両社の得意分野のノウハウや情報などを共有しシナジー効果を発揮することで、互いに介護事業を拡大していくことを目指している。
事業スキームは、三菱UFJリースグループが土地情報を提供し、ミサワホームが介護施設を建築、施設は三菱UFJリースグループが所有し、トリニティ・ケアにリースする形となる。直接の運営は、豊富な実績のあるミサワホームグループの株式会社マザアス、またはセントスタッフ株式会社に委託され、施設利用者にサービスが提供される。
マザアスは、ミサワホームグループで介護福祉事業を担う介護サービス会社で、1993年に開設した介護付有料老人ホーム「マザアス南柏」の運営にはじまり、千葉県の柏エリアを中心に、東京や札幌においてグループホームや小規模多機能ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、「自立」から「要介護」までの幅広いニーズに対応した様々なタイプの介護施設や介護サービスを展開。また、セントスタッフは、2012年12月にミサワホームグループとなった人材サービス会社で、医療および介護・福祉、保育などの分野に特化した人材派遣業を中心に、東京都世田谷区のグループホーム「成城さくらそう」をはじめ、首都圏3ヶ所でグループホームや小規模多機能ホームの運営などを手掛けている。
なお、トリニティ・ケアの第1号案件は、都内の介護施設建設が予定されており、すでに検討に入っている。
◎ミサワホーム
http://www.misawa.co.jp/
◎三菱UFJリース
http://www.lf.mufg.jp/