<半数以上が高齢者>平成25年版救急・救助の現況を公表

消防庁は、12月18日、「平成25年版救急・救助の現況」を公表した。

それによると、2012(平成24)年中の救急自動車による救急出動件数は580万2,455件(対前年比9万4,800件増、1.7%増)、搬送人員は525万302人(対前年比6万7,573件増、1.3%増)で、救急出動件数・搬送人員ともに過去最多を記録した。救急自動車は約5.4秒(前年5.5秒)に1回の割合で出動しており、国民の約24人(前年25人)に1人が搬送されたことになる。

2012年は、救助人員が自然災害で減少し、建物などによる事故、水難事故で増加したこと、消防防災ヘリコプターの救急出動件数は減少したが、救助出動件数は過去最多を記録したことも特徴だった。
救急出動と搬送人員の傾向、高齢者に関する主な内容は以下の通り。

■急病と負傷で搬送される人が増加
救急出動件数のうち最も多い事故種別は、急病(364万8,074件、62.9%)で、次いで一般負傷(82万9,071件、14.3%)、交通事故(54万3,218件、9.4%)となっており、構成比では、急病と一般負傷は増加、交通事故は減少する傾向にある。
搬送人員の事故種別では、救急出動件数と同じく急病(329万6,582人、62.8%)、一般負傷(75万6,575人、14.4%)、交通事故(53万9,809人、10.3%)の順に多くなっている。

■搬送された人の半数以上が高齢者
搬送人員の年齢区分は、278万6,606人(53.1%)で高齢者が最も多く、年々その割合は増加している。また、成人(199万4,538人、38.0%)と合わせ、高齢者と成人で搬送人員の9割を占める。

高齢者は重症・死亡の人数が多い
搬送人員の傷病程度は軽症が最も多く、264万4,751人(50.4%)となっており、続いて中等症(204万2,401人、38.9%)、重症(47万7,454人)となっている。年齢区分別の傷病程度割合は、新生児と高齢者は中等症が高く、乳幼児、少年及び成人では軽症が高い割合となっている。
高齢者は、死亡では全81,134人中64,523人で、重症では全477,454人中343,876人と重症・死亡で多くの人数を占めている。

◎消防庁
http://www.fdma.go.jp/

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