日本郵便株式会社は、8月26日、全国6エリアにて「郵便局のみまもりサービス」を10月1日から試行すると発表した。
郵便局社員が高齢者宅を訪問する安否確認と24時間電話相談を柱とする「基本サービス」のほか、オプションで買い物支援サービスなど高齢者の生活を支援する多彩なサービスを手がける。
2013年度は北海道、宮城・山梨・石川・岡山・長崎県の6エリア103局で実施し、2014年度以降に順次拡大する方針で、全国ネットの郵便局網を使い、事業化を図る。
■基本サービス
料金1,000円/月(税別)で、生活状況の確認(月1回)
訪問または食事会などへの招待で生活状況を確認し、遠方の家族など指定の報告先に報告する。
・24時間電話相談
健康、医療機関の紹介、栄養、メンタルヘルスなど日常生活に関する悩みや困りごとの相談をコールセンターで受け付ける。
・かんぽの宿の宿泊割引
・会報誌の発行
■オプションサービス:それぞれ利用料または実費が必要
・電話による毎日の体調確認
毎日指定の時間帯に利用者宅宛てに電話(オートコール)をかけ、健康状態にあった番号を押してもらうことで体調を確認。結果を指定の報告先へメールで報告する。
・血液検査キットの案内
健康管理・維持・改善を目的に、自宅で簡単に健康状態をチェックできる血液検査キットを会員特別価格で紹介。
・常備薬などの案内
家庭用常備薬を会員特別価格で紹介。
・買い物支援サービス
会員宅に小売店の商品を設置し、商品の補充や料金徴収などを行うことで日常の買い物を支援。
◎日本郵便株式会社
http://www.post.japanpost.jp/