マイシアターD.D.株式会社は、映画『遺体 明日への十日間』のDVD発売を前に、オンデマンド主要配信各社から配信することを決定したと発表した。
この映画は、2011年の東日本大震災で被災した岩手県釜石市の遺体安置所を題材としたルポルタージュ「遺体 -震災、津波の果てに-」を基に、メディアが伝え切れなかった被災地の真実を描き出したヒューマン・ドラマ。震災では、津波の被害で多くの高齢者が逃げ遅れて犠牲になり、遺体安置所となった中学校の体育館には、次々にご遺体が運ばれてきた。突然の大惨事に人々は呆然とするばかりだったが、やがて自分の役割を意識し、心をこめてご遺体と向き合い、できるだけ家族の元に帰すことに力を尽くしていく。緊急状態、極限状態に陥った中にあっても、人を思いやることがいかに大切か、そんな人々の心の機微を、主演の西田敏行をはじめとして、佐藤浩市や佐野史郎など日本を代表する名優たちが熱演。2012年2月に全国公開され、話題を集めた。
8月21日にはDVDが発売されるが、その前に『家族が集まる夏休み期間中にみんなで観ていただく映画』として相応しい作品の1つと考え、より多くの方々に観てほしいという製作者の思いから、7月24日からのオンデマンド配信が実現したという。
◎マイシアターD.D.株式会社
http://www.mytheaterdd.com/?p=1852
◎映画『遺体 明日への十日間』公式ホームページ
http://www.reunion-movie.jp/index.html
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