養命酒製造株式会社は、「猛暑襲来! 夏バテと胃腸不調に関する生活者タイプ別実態調査」というテーマでインターネット調査を行い、男女計1,000名の有効回答を回収。今回、その結果を発表した。
7月に入って、連日35度を超える猛暑が全国で続き、まだ真夏に体が慣れていないこともあり、高齢者はもとより、外出の多いケアマネジャーも、体調不良を訴える人は多い。
特に胃腸がバテているなど、暑い季節に起こりがちな症状で悩む人が増える夏、同社は働く人の夏バテと胃腸不調の実態を明らかにした。
◆夏は身体の疲れを感じる ビジネスパーソンの9割、「心身ともにお疲れ」4人に3人
◆働き女子の3人に1人 夏の身体の疲れの原因は「エアコンの設定温度」
◆原因不明の強い疲労感が「半年以上続いた経験」30代働き女子に高い傾向
夏は「身体の疲れを感じる」と回答した人は約9割(89.0%)となり、ほとんどの人が夏に身体の疲労を感じていることがわかった。また、夏は「身体だけでなく心の疲れも感じる」とした人は75.3%となり、4人に3人は、夏に心身ともに疲れを感じていることが明らかとなった。
また、夏に「身体の疲れを感じる」と回答した890名に、職場や就労関係での原因を聞いた(複数回答形式)ところ、1位が「仕事内容」(58.5%)、2位が「長時間労働」(42.2%)、3位が「仕事量」(41.2%)と続いた。
男女別で傾向に差が見られたのは「エアコンの設定温度」で、男性で14.5%だったのに対し、女性では男性の2倍超の33.7%となり、女性の3人に1人が、夏の身体の疲れの原因のひとつが「エアコンの設定温度」であると感じているようだ。
◆働き女子 夏は「胃バテ」74%、「腸バテ」68%
◆心の夏バテ「気力がわかない」 働き女子の84%
夏バテの症状として、「身体がだるい」と回答したのは89.1%、胃腸関連の夏バテ症状については、胃バテ(胃の不調・食欲不振)は男性で64.2%、女性で74.2%となり、腸バテ(腸の不調・下痢・便秘)は男性で58.2%、女性で67.8%だった。
また、精神的な夏バテ症状として、「気力がわかない」については、男性で74.2%、女性で84.2%。圧倒的に女性が多いケアマネジャーにあてはめてみても、女性の方が男性より夏バテ症状を感じる割合が高くなっており、女性の方がより暑気あたりしやすい傾向にあることを窺わせる結果となった。
調査ではこのほかにも、働く人のライフスタイル別 夏バテ傾向をさまざまに分析していて興味深い。以下、その一例を紹介する。
■ワークスタイル別 夏バテ傾向:「頑張り過ぎタイプ」VS「ほどほどタイプ」
「頑張り過ぎタイプ」は「ほどほどタイプ」より夏の胃バテ率が高め
■性格タイプ別 夏バテ傾向:「アドレナリンタイプ」VS「冷静沈着タイプ」
「アドレナリンタイプ」は「冷静沈着タイプ」より夏の腸バテ率が高め
■夏の生活(食べ物編)タイプ別 夏バテ傾向:「夏はガッツリ派」VS「夏はアッサリ派」夏の食生活「アッサリ派」は「ガッツリ派」より胃腸バテを感じがち
■夏の生活(飲み物編)タイプ別 夏バテ傾向:「飲料水は常温タイプ」VS「飲料水は冷え冷えタイプ」「飲料水常温派」は3人に1人、腸バテの予防措置実行?
■夏の生活(室温)タイプ別 夏バテ傾向:「エアコン温度設定22度タイプ」VS「エアコン温度設定28度タイプ」エアコン28度派が6割で22度派よりも優勢、28度派が胃バテ率若干高め
■夏の生活(睡眠編)タイプ別 夏バテ傾向:「安眠快眠タイプ」VS「睡眠不足タイプ」「睡眠不足タイプ」は夏の腸バテ7割
■体質別 夏バテ傾向:「冷え症タイプ」VS「冷え知らずタイプ」
・「冷え症タイプ」 夏の頭痛・めまい7割、胃バテ7割半、腸バテ7割弱
・「冷え症タイプのエアコン22度派」は要注意 腸バテ率が7割強と突出
◎調査詳細「猛暑襲来! 夏バテと胃腸不調に関する生活者タイプ別実態調査」
http://www.atpress.ne.jp/releases/37118/A_5.pdf
◎養命酒製造
http://www.yomeishu.co.jp/