横浜市では、人間性豊かな福祉都市と環境にやさしい低炭素都市の実現に向けた街づくりを目指し、環境未来都市・横浜の象徴として、計画的な街づくりを進めていまする。
この取り組みの一環として、神奈川県タクシー協会や日産自動車株式会社との協働により、「UDタクシー」及び「EVタクシー」の専用待機レーンを設置した。
だれもが使いやすい、また環境負荷の少ないタクシーの普及促進を図り、一般タクシーも含め、乗車するタクシーの選択肢を拡げ、利用者の皆様の利便性の向上を図る。
【期待される効果】
・UDタクシーやEVタクシーの普及・拡大により、横浜を訪れる全ての人々が快適に移動できる。
・この運用により、「だれもが」「一般タクシーと同じ料金」で利用できるUDタクシーの認知度が向上し、更なる利用の促進に繋がる(UDタクシーは、車いすのまま乗車、大容量の荷物を持った方も乗車可能)。
・UDタクシーやEVタクシーの導入の妨げとなっている営業コスト等の不利を、この運用により改善することで普及の促進が期待できる。
■ユニバーサルデザイン(UD)タクシーとは?
車いす使用者に限らず、高齢者、妊娠中の女性、ベビーカ―使用者なども含め、誰もが使いやすいユニバーサルなデザインの一般タクシー車両です。スロープ、スライドドア、ステップなどを装備し、一般タクシー料金で利用できる。
平成26年度末までに横浜市内を走る一般タクシーの5%にあたる240台を目標に導入を進める。なお、同モデルの車両は次世代ニューヨークタクシーにも選定されている。