WEB集客型葬儀サービスの株式会社ユニクエスト・オンラインは、「葬儀に関する調査報告(10月度版)」を発表した。主な調査結果等は以下の通り。
【調査概要】
■同社サービス利用者のデータを分析し、葬儀の傾向を調査:
・調査期間:2011年9月1日~2012年8月31日
・対象者 :「小さなお葬式」依頼者
【主な調査結果】
■同社サービス利用者が多い月は1月:
成長率を排除すると、1月の利用者数が最も多い。厚生労働省の人口動態データも同様の動きを示している。
■同社サービス利用者 約5割が葬儀の事前準備をしていない:
故人臨終後に初回問い合わせをする人が、全体の48.3%。一方、故人が健在なうちに準備をした人は、21.3%と非常に少ない結果だった。
・5割以上が、通夜式も告別式もしない直葬を選択
当社サービス利用者の半数以上が、従来の葬儀ではなく「直葬」プランを選択している。
※直葬……通夜や葬儀を行わなず、火葬のみで送ること。
・4割以上が、初回問い合わせ~葬儀依頼(臨終)まで24時間以内
喪主の経験もなく、葬儀社を選定する時間も非常に短いという結果が出ている。
・4割以上が、葬儀の際に寺院の紹介を当社へ依頼
都市部に移住するなど、日頃からお寺との付き合いがない人が増えている。
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