日本弁護士連合会は、高齢者の施設や高齢者向け賃貸住宅などの住まいに関する相談に電話で答える「高齢者の住まいトラブル110番」を、11月16日(金)に実施する。
超高齢化社会と呼ばれて久しいが、年々深刻さを増しているのが、高齢者の施設、高齢者向け賃貸住宅など高齢者の住まいに関する問題だ。国民生活センターによれば、特に有料老人ホームに関する相談件数の増加が目立つという。また、2011年に同連合会及び各弁護士会で実施した電話相談会にも、こうした相談が100件近く寄せられたことからも、高齢者の住まいに関する安全が脅かされている状態にあるといえよう。
高齢者にとって住まいは、生命や身体の安全に直接関わる大切な問題であり、すべての高齢者が安心して居住することができる住環境の整備が急務とされている。
こうした現状を踏まえ、同連合会は各地の弁護士会と協力し、11月16日に全国統一ナビダイヤル【0570-073-165】(ゼロナヤミイイロウゴ)で高齢者の住まいの電話相談を受け付ける。
【高齢者の住まいトラブル110番】
■日時:11月16日(金)10:00〜16:00
■番号:全国統一ナビダイヤル0570-073-165 (ゼロナヤミ イイロウゴ)
■問合せ:日本弁護士連合会人権部人権第二課 TEL 03-3580-9910
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