ジェネリック医薬品の発展を目指す興和テバ株式会社は、2010年1月、高血圧症治療のフィルム状後発薬「アムロジピンODフィルム興和テバ」を発売する。
同薬品は、特許が切れた高血圧治療薬「アムロジピン」の成分を厚さ0.8mmの薄いフィルムに含まれており、縦14mm、横20mmほどの大きさになっている。ODフィルムは水なしで服用可能で、服用時に喉の引っ掛かりがないため、飲み込む力が落ちた高齢者や嚥下障害がある人も容易に服用できる。
新薬と同じ主成分、効き目、安全性を持ちながら薬価が約半額〜7割程度に設定されているジェネリック医薬品でフィルム状のものは珍しい。
■取材協力
興和テバ株式会社
救急薬品工業株式会社