だましの手口を公開「医療費還付金詐欺に注意!」――神奈川県

神奈川県は、役所や社会保険事務所の職員などを装って電話をかけ、「医療費を還付します」と騙し、お金を振り込ませる詐欺事件が激増中と、注意換気を促している。平成24年に入ってからだけでも1月〜5月21日までに、神奈川県内で76件の不審電話が報告されており、うち1件は実際に50万円の被害に遭っている。

県では、還付金等詐欺の電話の特徴や、犯人がかけてくる「よくある騙り(かたり)文句」を公開し、注意を呼びかけている。

【還付金等詐欺の電話の特徴】
・午前〜お昼時に電話がある。
高齢者が狙われやすい。
・○○市役所、○○社会保険事務所、県医療保険課 の職員を名乗る。
・口座番号をきかれる。
・「49,856円」のように、半端な金額の還付があると言われる。
・携帯電話でかけ直す先の電話番号は、0120から始まるフリーダイヤルか、045で始まる市外局番の電話番号であることが多い。
・固定電話から受付電話番号に掛けると、つながらないことがある。

【よくあり騙り(かたり)文句】
・○○市役所ですが、過去の医療費の還付があります。
・還付には申請が必要でしたが、申請期限は ○月○日でした。
・本日中の○時までに受付電話番号に電話を行い、手続きを行えば間に合います。
・ATM(コンビニ・スーパー・銀行等の)へ到着したら携帯電話で、○○社会保険事務所の受付電話番号××××に電話をしてください。
・これから職員が自宅に伺うので、通帳を用意していてほしい。その通帳を貸してもらえれば、すべての処理を終えてお返しする。
・今日中に○○市役所に来れば、還付金を支払う。

【県および市区町村の対応】
・市(区)町村でこうした電話をすることは一切ない。
・ATMを操作して医療費の還付の手続を行うことはできない。
・「社会保険事務所」は、平成21年12月末に廃止され、同名の組織は現在存在しない。
・自宅を訪ねてきた職員が通帳を預かることはない。

不審な電話を受けた場合には、電話の指示に従う前に、いったん電話を切り、居住する市(区)町村の国民健康保険担当または後期高齢者医療担当、もしくは神奈川県保健福祉医療保険課(045-210-4885)まで確認すること。また、還付金等詐欺かと思われた場合には、速やかに警察の相談窓口(#9110)か最寄りの警察署に相談すること。

■問い合わせ:高齢者医療対策グループ
電話 045-210-4885

神奈川県保健福祉局 保健医療 医療保険

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