『高齢者退院支援の手引き〜医療と福祉の多職種連携による安心した生活に向けて〜』

東京都社会福祉協議会は、3月29日、『高齢者退院支援の手引き〜医療福祉の多職種連携による安心した生活に向けて〜』を発行した。

平成23年6月の介護保険法改正により「地域包括ケアシステム」の実現と医療福祉の連携の構築が急務となっている。同書では、退院という場面において、どのような連携の仕組みが求められているのか、区市町村を中心として、医療福祉の連携の基盤強化ができるよう、(1)退院支援チーム、(2)中間的な機能、(3)連携支援ツールの3つを提案し、それらを実践している先進事例も掲載している。

■書名:『高齢者退院支援の手引き〜医療福祉の多職種連携による安心した生活に向けて〜』

■目次:
1)退院支援の手引きの全体像
2)退院後、行き場を見つけづらい高齢者
3)退院支援を担う機関とその役割
 1.病院の仕組みと専門職 
 2.地域の関係機関の仕組みと専門職
4)多職種連携に向けて
5)高齢者退院支援チームの提案 
 1.高齢者退院支援チームの提案 
 2.事例1「入院時からの退院支援スクリーニングの取り組み」(調布東山病院)
 3.事例2「高齢福祉課に医療福祉相談員を配置する取組み」(荒川区高齢者福祉課)
4.事例3「区市町村包括補助事業を活用した在宅療養支援の取組み」(世田谷区保健福祉部計画調整課)
6)病院と地域をつなぐ、中間的な機能の提案 
 1.病院と地域をつなぐ、中間的な機能の提案 
 2.事例4「小規模多機能型居宅介護の泊まりで在宅への退院支援を行う取組み」(高根台つどいの家 生活クラブ風の村) 
 3.事例5「サービス付き高齢者向け住宅を活用して在宅への退院支援を行う取組み」(風のガーデンひの) 
 4.事例6「生活支援ハウスを活用して在宅への退院支援を行う取組み」(生活支援ハウスJOYなぎさ)
  ・コラム1 入院中の外泊における介護サービスの利用 
  ・コラム2 精神科病院入院患者の退院前サービス利用 
  ・コラム3 月半ばでの退院で一時的にサービスを増やし、中間的な機能を行う取組み 各地域で、中間的な機能を構築していくために・・・
7)退院支援  連携ツールの提案
 1.退院支援 連携ツールの提案
 2.事例7「在宅生活を視野に入れた地域連携パスづくり」(武蔵野市役所)
  ・コラム4 区主催の連絡会から連携のためのツールづくりの必要性が出てきた(品川区)
  ・コラム5 連携シートに加え、連携するための具体的なポイントを提示(目黒区) 
8)退院支援の環境を整えていくために 〜区市町村が退院支援を始めるための工程表〜

■定価:500円(税込)

■仕様:A4判 33ページ

■発行:東京都社会福祉協議会

◎東京都社会福祉協議会

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