東京都は3月30日、都内区市町村の第5期(平成24〜26年度)介護保険料を発表した。
65歳以上の高齢者である第1号被保険者の介護保険料は、保険者である区市町村が3年ごとに策定する介護保険事業計画に基づいて定められているが、平成24年度から26年度における第5期の保険料額は、平均4,992円と決まった。第4期が4,045 円だったことから、差額は947円で、23.4%の増額となった。
なお、この額は各保険者の基準月額保険料に第1号被保険者数(第5期の推計数)を乗じ、合算した値を、東京都全体の第1号被保険者数(第5期の推計数)で除した金額。
保険者別では、最も高額となったのは檜原村で6,000円、次いで荒川区(5,792円)、足立区(5,570円)、青ヶ島村(5,500円)、奥多摩町(5,470円)となっている。逆に、低額だったのは、三宅村の3,641円、次いで羽村市(4,000円)、御蔵島村(4,069円)、東久留米市・新島村(ともに4,200円)、多摩市(4,283円)で、同じ東京都でも市区町村によっては2,000円以上の差があることになる。
◎東京都
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