介護福祉士試験合格率過去最高の63.9%、EPAの外国人も37.9%が合格!

厚生労働省は3月28日、去る1月29日(筆記)および3月4日(実技)に実施した第24回介護福祉士国家試験の合格発表および実施状況等を発表した。

今回の試験地は筆記試験が28都道府県、実技試験は12都道府県で行われ、3月28日13時に厚生労働省と財団法人社会福祉振興・試験センターで合格者の受験番号を掲示およびホームページ上で合格者を発表した。

今回に受験者数は137,961人、合格者数は88,190人で、合格率63.9%だった。合格率は、例年50%前後を推移しており、今回の63.9%は同試験始まって以来、過去最高。

また、今回は経済連携協定(EPA)に基づいて受け入れたインドネシア人およびフィリピン人の介護福祉士候補者95人が介護福祉士国家試験を初めて受験し、36人が合格し、合格率は37.9%だった。全体の合格率に比べれば低いが、EPAによる看護師国家試験などと比較すれば、十分健闘した結果といえる。

合格者の内訳(前年度)は、女性77.1%(79.8 %)、男性22.9%(20.2%)で、受験資格別では、社会福祉施設(老人福祉施設障害者福祉施設・保護施設・児童福祉施設等)の介護職員等が58.9%と最も多く、次いで訪問介護員18%、介護老人保健施設介護職員9.9%、医療機関(療養病床等)の看護補助者8.9%、福祉系高等学校(専攻科を含む)4.2%となっている。

また、年齢構成別では、41〜50歳が28.1% (29.0%)ともっとも多く、次いで31 〜40歳26.2 %(26.4%)、21〜30歳23.9% (21.0%)、51〜60歳16.1 %(17.3%)と、ヘルパーや施設の介護職員として十分経験を積んだ層の受験および合格が際立っている。

平成24年2月現在、全国に介護福祉士資格を持つものは985,400人。これに今回新たに88,190人が加わったことになる。

厚生労働省「第24回介護福祉士国家試験合格発表」

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