厚生労働省2月9日に発表した「2012年介護サービス施設・事業所調査結果」によると、従事者の状況は以下の通り。
居宅サービス事業所1事業所当たりの常勤換算従事者数は、訪問介護8.0人、通所介護9.2人。介護保険施設の1施設当たりの常勤換算従事者数は、介護老人福祉施設46.6人、介護老人保健施設54.6人、介護療養型医療施設34.4人となっている。
1 事業所当たりの常勤換算看護・介護職員数をみると、訪問系サービスでは訪問介護が7.7人、通所系サービスでは通所リハビリテーションが8.1人となっている。
2010年9月中の常勤換算看護・介護職員1人当たりの延利用者数をみると、訪問系サービスでは訪問介護が91人、通所系サービスでは通所リハビリテーションが72.2人となっている。通所リハビリテーションの中では、介護老人保健施設が74.8人、医療施設が68.8人と、やや介護老人保健施設の利用者の方が多かった。これらの結果は、前年と比較してそれほど大きな増減ははない。
介護保険施設の常勤換算看護・介護職員1人当たりの在所者数をみると、介護老人福祉施設は2.0人、介護老人保健施設は2.1人となっている。