「認知症をもっと知ってほしい」市民の会は、11月18日(金)、「前頭側頭型認知症とレビー小体型認知症」についての講演会を開催する。
認知症といえば、もの忘れを特徴とする「アルツハイマー型」が有名だが、それ以外に最近注目されている認知症がある。そのひとつ、「前頭側頭型認知症」は、若い人に多く、人格の変化、繰り返し行動、失語などがあらわれる認知症である。一方、「レビー小体型認知症」は、幻視、妄想、大きな寝言、転倒などがみられる。どちらも診断される人が増えてはいるものの、介護に苦慮することが少なくない。
講演は、前頭側頭型の若年認知症の夫を22 年にわたって介護した経験を持つ新井雅江氏と、レビー小体型認知症家族を支える会顧問の尾崎純郎氏を講師に迎える。
なお、新井雅江氏は、介護の壮絶な体験を、著書『8000 日の夜と朝――若年認知症の夫と生きぬいて』にまとめている。
■日程:11月18日(金) 14:00〜16:00
■会場:川口市立中央ふれあい館2F・講座室1号(埼玉県川口市本町4-5-26 )
■講師:
●新井雅江 氏 認知症の人と家族の会・埼玉県支部世話人。
●尾崎純郎氏 レビー小体型認知症家族を支える会顧問。
■参加費:無料
■問合せ:「認知症をもっと知ってほしい」市民の会
TEL048-259-4676
E メールma16pa26e@yacht.ocn.ne.jp