厚生労働省と消防庁は、救急医療週間の行事の一環として、9月9日(金)、10日(土)に「救急の日2011」を開催する。
救急医療に関する国民の知識及び技術の水準をより向上、充実させるためには、医療関係団体はもとより、民間団体や国民の協力や救急医療に関する普及啓発を図ることが不可欠である。
こうした趣旨のもと、厚生労働省と消防庁は、「救急の日」(9月9日)及び「救急医療週間(9月4日〜10日)」を設定し、地方公共団体、日本医師会、一般社団法人日本救急医学会及び全国消防長会と協力して毎年共催事業を行い、救急医療関係者の意識の高揚を図るとともに、救急医療及び救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めるための活動を行っている。
今回は、救急医療週間の中央行事の一環として、JR有楽町駅前広場で生活習慣病予防の健康トレーニングや、タレントの加藤紀子さんによる心肺蘇生法の実演などが行われる。
■日時:
9月9日(金) 10:30〜19:00
9月10日(土) 10:00〜17:00
■会場:有楽町駅前広場
■プログラム:
9月9日(金)
●開会式 10:30〜10:40
<出席予定者> 厚生労働省医政局長、消防庁長官
日本救急医学会代表理事、日本救急医療財団理事長
<式次第>
・主催者挨拶 (厚生労働省医政局長、消防庁長官)
・開会宣言 (日本救急医療財団理事長)
・テープカット (厚生労働省医政局長、消防庁長官、日本救急医学会代表理事、日本救急医療財団理事長)
●トークショー 14:30〜15:30
<出演者>久野 譜也(筑波大学大学院人間総合科学研究科 教授)
<内 容>救急車のお世話にならないための1日10分、生活習慣病予防の健康トレーニング
●災害時の救助活動:災害救急救助演技(DMAT) 16:00〜17:00
<出演者>独立行政法人国立病院機構災害医療センター
<内容>以下の場面における寸劇と解説
・災害現場における救出とCSM・トリアージ
・応急救護所における2次トリアージと応急処置
9月10日(土)
●タレントによる心肺蘇生法の実演など 11:30〜12:30
<出演者> 加藤 紀子
<内容>AEDの使用を含む心肺蘇生法の実演など
■開催期間中の展示及びアトラクション:
・救急・災害関係機器の資材展示
・救急蘇生法の実演及び実習指導
・救急救命処置等の実演
・救急に関するクイズ実施 ほか