高齢者ターゲットに音声で測定値伝える体組成計発売――タニタ

株式会社タニタは、音声案内機能を備えた体組成計インナースキャンボイス「BC-202」を8月1日に発売した。

「BC-202」は、初期設定の手順を音声でガイドするのに加え、「体重」や「体脂肪率」などの計測結果も音声で知らせるのが特徴。また、測定者を自動で判別する「乗るピタ」機能を搭載するなど、より使いやすくなっている。価格は1万5,750円(消費税込)で、視力に不安のある高齢者層をメーンターゲットに据えている。

同社が昨年実施した体組成計に関する購入者アンケートで、高齢者を中心に音声機能を求める声が大きいことが分かった。既存の体組成計を使うと、「視力が落ちているので、表示が見えづらい」「設定が難しく感じる」というのがその理由。「BC-202」は初期の使用にあたって必要な設定を音声でガイドに従って日時や個人データを入力すれば、誰でも簡単に設定ができ、すぐに使用することが可能となる。

また、計測した数値や判定もその都度音声で伝えるので、視力に不安のある高齢者や目の不自由な人なども計測結果を把握できる。音量は大・小・オフの3段階に切り替えられるほか、イヤホンジャックも備え、計測結果のプライバシー保護にも配慮している。

計測は体重、体脂肪率、BMI(体格指数)、筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、推定骨量、体内年齢、体水分率の9項目。体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量は標準値と比較した判定も表示。体組成計に乗ると電源が入る「ステップオン」機能、測定者を自動で判別する「乗るピタ」機能を搭載しているため、ボタン操作をすることなくわずか8秒で計測することができる。

さらに、計測時に足元が安定する横に広いボディーを採用したり、かかと側の電極に乗る位置の目安となる立体的な目印をつけたりするなど、「使いやすさ」と「安全・安心感」に徹底的にこだわり、シニア市場をターゲットとする。

◎タニタ

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