株式会社日労研は、看護師という仕事をわかりやすく紹介した『看護師になる!2012』を発行した。
内容は、看護師という仕事を「仕事の魅力」、「一緒に働く仲間」、「キャリアアップ」という3つの視点から紹介した「看護師という仕事」、看護師になるための学校について説明した「看護師になるには?」、病棟、ER(救急外来)、認定看護師、助産師、師長など、さまざまな分野、役職の看護師にインタビューを行った「いろいろな看護師のお仕事拝見!」など。出勤してから病院を出るまでの看護師の1日を紹介したコーナーも。
医療と介護の連携の重要性が高まるなか、ケアマネジャーも医療スタッフと接する機会は増えている。なかでも最も接する機会が多い職種の1つが看護師だ。ただし、「看護師」と一言でいっても、働く職場や立場、専門によって、仕事の内容は異なる。本書では、そうしたいろいろな看護師が登場。それぞれどんな仕事なのかがわかる内容となっている。
「社会に必要とされる就職率100%のしごと」というサブタイトルからもわかるように、「これから看護師になりたい」人のための本ではあるが、学生向けにわかりやすく書かれているため、「看護師という仕事について知りたい」というケアマネジャー、介護スタッフが読めば、看護師をより身近に感じることができるのではないだろうか。
■タイトル:『看護師になる!2012 〜社会に必要とされる就職率100%のしごと〜』
■著者:橋口 佐紀子
■定価:1,050円(税込)
■サイズ:A5判(フルカラー)
■ページ数:128ページ
■発行日:2011年5月31日
■出版社:日労研
◎日労研