NHKでは2月16日・17日、福祉ネットワークで2夜連続、「シリーズ 地域からの提言 検証・介護保険改正」を放映する。
シリーズ1回目は、新潟県長岡市の社会福祉法人の取り組みについて。同法人では、要介護となっても住み慣れた自宅で暮らし続けられるように、本人・家族を支える「施設並みの在宅サービス」を実施。市内12所にサポートセンターと呼ばれる在宅介護の拠点を設置し、そこから配食サービス、訪問介護・看護、緊急テレビ電話対応サービスなどを一体的に提供している。長岡の取り組みを紹介しながら、「地域包括ケア」とは何か?、またその実現のための課題について考えていく。
シリーズ2回目は、静岡県富士宮市の地域包括支援センターの取り組みについて。地域包括の一般的な役割は高齢者福祉や介護保険に関する支援に限られるが、同センターの場合、「福祉に関する総合相談」の窓口として機能している。これは、さまざまな福祉課題を同時に抱える市民が増えている状況を受け止めようと、大胆な組織再編を実行したもの。どのようにそれを実現したのか、経緯と仕組みを見つめることで「地域包括ケア」を地域で実践するポイントを考えていく。
■放送日:2月16日(水)・17日(木)20:00〜 教育テレビ
■再放送日:2月23日・24日(木)12:00〜 教育テレビ