東京都葛飾区は、高齢者支援課、障害福祉課、介護保険課の3課を統合した「福祉総合窓口」を1月4日、葛飾区役所2階に開設した。これまでは2階と3階に分かれていたため、来訪した区民は各階を行き来する必要があったが、窓口を一か所に集約したことにより利便性を図る。
同区では、高齢・障害・介護分野のサービスについての相談や届出・申請手続きにあたり、「迷わず、動かず、待たず」に済ませることができることを「福祉総合窓口」のモットーに掲げている。
●迷わない窓口
来訪者は、まず受付発券機で番号札を取り、番号順に受付・案内で用件の概要を伝え内容に応じて窓口や相談室に誘導を受ける。3課の職員は、自分の担当の分野だけでなく、高齢・障害・介護分野全般で利用可能なサービスを丁寧かつ的確に案内する。
●動かない窓口
複数の職員による説明や対応が必要な専門的用件については、来訪者が動くことなく、3課の職員が入れ替わりで窓口に出向いて対応。
●待たない窓口
定型的な手続きなどは、できるだけ一人の職員が対応し手続きのスピードアップを図る。
◎葛飾区