三菱電機株式会社は、高齢者を始めとした初心者でも迷わずに調理ができる、ビルトイン型の2口アイエイチクッキングヒーター「らく楽IH(アイエイチ)」2タイプを11月10日に発売することを発表した。ビルトイン型とは、システムキッチンなどに直接、はめ込むタイプ。
新商品の特徴の1つは、操作の手順を数字で誘導する「ナンバーナビ」機能や、見やすい大きな文字表示、2色の火力調整ボタンなどを採用し、初心者でも迷わず調理ができるように操作を簡単にしたこと。操作ボタンは、左側のアイエイチ、グリル、右側のアイエイチと熱源ごとにグループ化し、アイエイチの火力は「弱く・強く」のボタンで操作すると円弧状の「スイングサイン」で直感的に確認できるようにした。
2つ目の特徴は、火力制限がなく、25?鍋が余裕を持って調理ができる、ゆとりのある配置をとっていること。
そして3つ目は、発売する2タイプのうちの1タイプでは、安心・安全な調理をアシストする機能を搭載していること。前にいる人の有無を判別し、調理を監視する「見まもりセンサー」機能、揚げ物調理中に離れると注意を喚起したり、次の操作や調理状況などを知らせてくれる「音声ナビ」機能が搭載されている。
音声ナビは、音量を調整できるほか、話すスピードも「ゆっくり・標準・はやめ」の3段階を選ぶことができる。また、揚げ物調理中に不在が続くと加熱を自動で停止する。
見まもりセンサー・音声ナビ機能がついているタイプは、希望小売価格24万9,900円(税込み、工事費別)。同機能がついていないタイプは、20万7,900円(税込み、工事費別)。いずれもプレート幅は60?、質量約18?。