「人の命」や「高齢者の生活」を題材にした映画を紹介する「第1回ひろしま介護映画祭」が16日、広島市内の西区民文化センターで開催される。介護に特化した映画祭は全国的にも珍しく、主催する市域通所サービス連絡協議会(広島市共催)では、「準備期間の関係で今回は1作品だけになったが、次回以降は複数の映画を上映するイベントにしていきたい」としている。
今回の上映作品は、2016年公開の「つむぐもの」(犬童一利監督)。脳腫瘍の後遺症で介護が必要になった和紙職人と、ワーキングホリデーでやって来た韓国人女性が、介護を通して心を通わせるというストーリーで、「登場人物を通して『介護の本質や魅力』を発信している」として選ばれた。
イベントの開始時間は午前10時15分からで(午前9時45分開場)、入場料は1人700円。詳しくは、市のホームページへ。