親が突然倒れた!
心臓発作や脳血管障害、敷居につまづいて転倒…昨日まで元気だった高齢者が、突然の病気やケガで、命に関わる状態におちいることはめずらしくありません。
容態や状況に応じて、どう行動するのが最善か。医療機関はどうやって探すのか。普段から頭に入れておけば、万が一のときも迅速に行動することができます。
(*1) 休日・夜間診療所か在宅当番医の探し方
自治体の保健・医療担当部署や、医療センター、医師会などに問い合わせて、一覧をつくっておくと安心です。自治体のHPで確認できるところも。在宅当番医は輪番制のことが多いので、定期的に確認しておきましょう。
(*2) かかりつけ医とは
日ごろから患者の健康状態や病歴を把握し、健康管理のアドバイスもしてくれる医師。介護保険の認定に必要な主治医意見書を書いてもらうなど、医療と介護をつなぐ役目も果たします。
かかりつけ医の選び方
■自宅から近い
体調に不安を感じたらすぐにかかることができます。
■専門医や大病院とのネットワークがある
かかけつけ医の専門外の病気になったとき、検査が必要なときに適切な病院を紹介してもらえます。
■休日・夜間に対応してくれる
急病に対応してくれるのは、とりわけ高齢者にとって重要です。
■インフォームド・コンセントがなされている
患者の話をよく聞き、治療方針などについてきちんと説明してくれる医師を選びましょう。
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