いつまでも元気でいてもらうために高齢者の暮らしで気をつけたいこと

季節のコラム寒暖差の激しい春先は「春バテ」にご用心

3月は、日中はポカポカ陽気でも朝晩は冷え込み、1日の寒暖差が大きくなる時季です。冬から春に向かうこの時季、高齢者が注意したいのが「春バテ」です。

気温の寒暖差が大きいと、体温や血圧などを調節する自律神経が乱れやすくなり、全身のだるさや疲れ、イライラ・気分の落ち込み、めまい・立ちくらみ、腰痛や肩こり、便秘・下痢などの体調不良を招くことがあります。特に、高齢者は自律神経を含めた体の機能が若いころと比べて低下してしまっているため、体にかかる負担が大きく体調を崩しやすいので要注意です。

春バテを防ぐ対策としては、自律神経の働きを整えること。そのためには、規則正しい生活が大切です。食事は3食バランスよくとり、日中は適度に体を動かし、夜は寝る前にお風呂で体を芯から温めましょう。日照時間が長くなる春先は睡眠リズムが乱れがちですが、睡眠時間をしっかり確保することも忘れずに。

そして、何よりも大事なのは、無理をしないこと。周囲の人が高齢者の様子をよく観察し、体調がよくなさそうであれば、外出は控えて自宅でゆっくり休養できるよう配慮してあげてください。

コラム ~衣服の工夫で寒暖差を乗り越えよう~

寒暖差疲労は、前日との気温差、1日の最高・最低気温の差、室内外の温度差が7℃以上になると、症状が現れやすくなるそうです。その対策として、衣服の工夫が有効です。特に重宝するのが、着脱しやすい薄手のアウター。長袖の洋服の上にベストやカーディガン、ジャンパーなどを重ね着することで、気温に合わせて調整でき、寒暖差に対応しやすくなります。外出時には、ストールなどの布ものを持っていくのもお勧めです。肌寒いときは肩掛けやひざ掛けに使えて便利です。

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