いつまでも元気でいてもらうために高齢者の暮らしで気をつけたいこと

季節のコラム今年は異例の流行!? インフルエンザに注意

日本では例年、11月下旬頃からインフルエンザの流行が始まり、年が明けた1月~2月にピークを迎えることが多いですが、2023年は春や夏にも児童の間でインフルエンザ感染が広がり学級閉鎖に追い込まれるなど、各地で季節外れの流行を見せています。東京都ではこれまでで最も早い9月下旬に、インフルエンザの「流行注意報」が発令されました。コロナ禍の2020年以降、インフルエンザや風邪の流行は抑えられていましたが、今年は全国的な大流行が懸念されています。特に高齢者は感染すると重症化しやすいので、この冬はしっかりインフルエンザ対策を講じましょう。

インフルエンザ対策の基本は、新型コロナウイルスや風邪の予防対策と同じ。外出後のうがいと手洗い、マスクの着用、室内の換気です。また、空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなるので、室内では加湿器などを使って適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。日頃からバランスのとれた栄養や十分な休息をとり、抵抗力をつけておくことも大切です。

加えて検討したいのが、予防接種。インフルエンザワクチンは、発症する可能性が低減したり、発病後の重症化を防ぐ効果があるとされています。65歳以上の高齢者や、60~64歳で心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害のある人などは、定期予防接種の対象者となり、インフルエンザ予防接種の費用が一部公費負担になります。予防接種を希望する人は、かかりつけ医に相談してください。

コラム ~感染を広げないための対策も忘れずに~

インフルエンザの代表的な症状は、突然の発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身のだるさ、関節痛、筋肉痛、食欲不振など。咳や鼻水、喉の痛みなどの症状は、全身症状に続いて現れることが多いです。インフルエンザは主に、咳やくしゃみの際に発生する鼻水や唾液などの飛沫によって感染します。もしインフルエンザにかかってしまったら、周囲に感染を広げないように注意しましょう。家庭内感染を防ぐために自宅でもマスクを着用し、介護施設など高齢者が多い場所への訪問は控えたほうがよいでしょう。

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