少しずつ冬の訪れを感じるようになってまいりました。
故郷の両親は元気かとつい頭をよぎります。昔は元気だった両親も、少しずつ年を感じるようになり、気持ちも以前よりは、か弱くなってきたそうです。
私が子供のころ、両親の喧嘩や、父と私達子供の喧嘩が多く、家族間で居心地の悪さも感じていました。今より、とんがっていた父でした。
そんな中で飼いはじめたのが小さな子猫です。もともと、みんな猫好きでしたが、お陰で私たち家族の心は癒され、喧嘩はどんどん減っていきました。
家族の笑顔が明らかに増えました。
これはある意味、アニマルセラピー的な効果なのでは?
「アニマルセラピーとは、動物と触れ合わせることでその人に内在するストレスを軽減させたり、あるいは当人に自信を持たせたりといったことを通じて、精神的な健康を回復させることができる」と考えられています。
少し違うかもしれませんが、このおかげで、家族間の人間関係に、余裕をもつことができたのではないか、と感じています。
病気等で、我が家の愛猫は世代交代をしてきました。
最後の子は7年ほど前に他界。今でも話題になっては、我が家のアイドルとして、未だに家族の絆を深めてくれている気がしています。
現在では、アニマルセラピーの効果として、福祉製品としても、動物のロボットが多く利用されています。環境や、健康上の問題で、動物が飼えない方も広く活用できています。また、2006年に発売を中止していた「アイボ」が2018年1月11日に、12年ぶりに再発売されることになったそうです。アイボファンには嬉しいニュースです。
高齢者の方の中には、孤独に感じられたり、認知症を患われていたりと癒しを求める方はいらっしゃいます。
アニマルセラピーも一つの手段として、高齢になっても活力ある生活ができるといいですね。