先週、沖縄地方が梅雨明けしたそうです。
日本列島は、これから続々と夏本番へと向かうことでしょう。近年、日本の夏の暑さは、ちょっと尋常ではありませんよね。連日の厳しい猛暑。うだるような暑さは、本当に体にこたえます。
夏の暑い時期は、どうしてもさっぱりとした食べ物が食べたくなります。私は麺類が好きなのですが、夏場は、のどごしの良い素麺が、食卓に登場する回数が多くなります。ですが、冷たくてさっぱりとしたものを食べてばかりでは、夏バテしてしまいますよね。
「食欲がない」「だるい」「疲れやすい」というのが、夏バテの特徴です。そんな夏バテに一役買うのが夏野菜。普段の食事に夏野菜を多く取り入れて、夏バテを防止したいものですね。
夏野菜は比較的育てやすいものも多いので、ご自宅の家庭菜園で栽培・収穫しているという方も多いのではないのでしょうか?
ミニトマト、ナス、キュウリなどの代表格は、ホームセンターのガーデニングコーナーで、ズラリと苗が並んでいるのをよくお見かけします。「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざを聞きますが、トマトは、とにかく栄養が豊富で、健康に良い野菜と言われていますね。疲労回復や血液サラサラ効果があり、トマトを赤くするリコピンは抗酸化作用があるので、色々な病気予防にもなるそうです。ナスやキュウリは水分がたっぷりと含まれています。脱水症状や熱中症を予防するのに効果的ですね。その他、ネバネバのオクラ、沖縄料理で有名なゴーヤーも、ビタミンが豊富で人気の夏野菜のようです。
高齢者は、体温調節機能が低下しています。夏でも汗をかきにくく、暑いという感覚も鈍くなっているのです。水分補給をこまめに行い、周囲の方も室内の温度調節などに注意して、熱中症を防止したいですね。また、急激な気温の変化は、誰でも体がすぐにはついていかないもの。
今から少しずつ暑さに負けない体づくりを準備していき、今年の夏を乗り切りましょう!