美容室で「時間の受け止め方」について語られる

 新年2017年です。
 毎年毎年、時間が早く過ぎると実感する話が出ます。
 子どものころから、「AさんとBさんは同い年だね!」と盛り上がってる様子を見て、そのお二人がどう見ても同じ年齢に見えないことも多く、「時間て同じなの?」と思うことがありました。末端血流量測定で簡易的に内臓年齢を見るなど科学の進歩も著しい中、個々人の体内時計で年齢が公式に使われる時代になるといいと思います。太陽暦20歳、体内時計年齢50歳とか。よっぽどシビアになりそうですが・・・。

 さて、先日美容室でカットとカラーをしてきました。ヘナカラーは髪を丈夫にしてくれますが、土っぽい匂いがきつく、いつも南国砂漠にいる気分に浸ります。
 担当してくれる美容師さん(男性)はクリスマスなどのイベントも不同意な方で、この年末年始の挨拶にも一声あるとのこと。
 「3日後に会うのに『良いお年を~』とかおかしいと思いませんか?『また3日後!』とかの方が時間を理解している気がする。季節折々を無視するわけではありませんが、時間の大切さは平等に!と思いませんか????」
 それを聞く周囲のスタッフ美容師さんやお客様も意見交換に参加され、その通りという賛同や、時節ネタを楽しむのも粋だよとする意見が飛び交いました。なんとなく各自が大事にする哲学感も出て、多数決にならない(結論を求めない)やり取りが面白かったです。
 
 そして酉年ですね。年賀状には鶏だったりヒヨコだったりの絵が描かれていますが、孔雀の年賀状もありました。
 酉年の鳥は、古来中国由来の鶏です。鶏は、文・武・勇・仁・信という「五徳」を具える有益な家禽だそうです。鶏は特に夜を守り、朝を告げ、元旦は「鶏の日」とも言われます。

 時節を思うとき、それを取り巻く日々の出来事も思い起こされます。今年のお正月を思うと、去年の・10年前の・子供のころの、と各お正月がセットで思い出されるので、人間の記憶ボタンを認知症などに活かす良い機会ですね。親族総参加の集まりで、今は亡き親戚の叔父さんに「おまえはおねしょが長かった」など毎年聞かされて「いやいや新しい会話をしようよ」と不満もありましたが、それも今は懐かしい思い出です。
 自分のことを覚えていてくれている、誰かのことを覚えている、そうやって時間は生き続けるのかもしれません。
 皆様の「2017年」「毎日」「一秒一秒」が、生きる喜びで盛りだくさんとなりますように!

K・H
介護相談員、看護師・保健師。 どんな状態でも機嫌よくいられる、そんな環境づくりのお手伝いをさせていただきたく、元気・活気づくり活動をしています。
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