
先日、パソコンで仕事をしていたら、なんだかクラクラします。明らかにめまいの症状でした。天井がぐるぐる回って立っていられないといった強い症状ではなかったのですが、珍しく食欲がわかなくて1時間ほど横になりました。
数日後、たまたま健康番組を見ていて「原因はこれだ!」と思わず膝を打ちました。夏は喉が渇くのでごく自然に水分補給をしますが、冬は意識的に水分補給しないと脱水症を起こす。めまいやふらつき、立ちくらみも症状のひとつなのだそうです。実は、私は水を飲むのが苦手で…。水を飲むのに苦手も得意もあるかって感じですけど。でも、よほど喉が渇いていないと飲むのが苦しいんですよね。妹も同じことを言っていたので、こういう人は珍しくないのかも。そんなわけで、私の一日の水分摂取量が少ないのは自覚していたので、「めまい」の原因に納得。ホントに脱水が原因だったかどうかはわかりませんが、その後、水分摂取量を増やすことを心がけています。
冬の脱水症に、特に気をつけたいのは高齢者です。冬は乾燥した日が多いうえ、エアコンやこたつなどの暖房器具を使うと部屋が乾燥して湿度はさらに下がり、汗をかかなくても自然に体の中の水分が失われていきます。脱水症を起こすと、めまいやふらつきのほか、肌が乾燥してカサカサになったり、口の中がねばついたり、体がだるい・気力が出ないといった症状も現れるそうです。脱水症状になると、膀胱炎や肺炎、脳梗塞などが起きやすくなるおそれもあります。
喉が渇かなくても水分をこまめにとる、食事には水分が多く含まれているため、食欲が低下して食事の量が減ったときには、普段より多く水分をとるなど、意識的に水分補給しましょう。




