
近年は、インターネットの普及で、テレビを見ない若者が増えているとか。彼らにとっては、ラジオなどは防災ツールでしかないのかもしれません。かくゆう私も、ラジオとは何十年もご無沙汰だったのですが、数か月前から付き合いが復活しました。
私がラジオを聴いていた最盛期は中学3年生のとき。ご想像通り、深夜放送が受験勉強のお伴だったのです。パーソナリティーの軽妙な話術につい聴き入ってしまい、勉強のほうがついでといったありさまでした。その後、私とラジオの関係はプツリと切れ、数ヶ月前に約40年ぶりに再会。以前も書きましたが、イタリア語のラジオ講座を聴き始めたからです。その目的はイタリア旅行。できるだけ現地の言語でコミュニケーションしたいと思ったのです。ゴールデンウイークにその目的はクリア。といっても挨拶や自己紹介、ごくごく簡単な日常会話といったレベルのため「もう少しマシになりたい」という欲から現在も続けているわけです。日を追うごとに難しくなってきて独学の限界を感じますが、それでも、毎朝7時45分にはテキストを開きラジオの声に耳を傾けています。
健康維持の基本は言わずと知れた規則正しい生活。私にとってラジオ講座は一日のリズムを作ってくれる存在になりました。
7時半に起床、すぐに着替えてゴミ出しに行き、洗濯機をスイッチオン。洗顔と歯磨きを済ますと、ちょうどラジオ講座が始まります。15分の番組が終わったら朝食。その後洗濯物干しという具合に、朝の時間の流れがとても効率的でスムーズです。世間的にはちょっと遅い朝ですけどね。
周囲を見渡しても、朝の生活がきっちりしている人には健康で元気な人が多いうように思います。親しい友人は毎朝4時半には起床し、一日1万歩を目標にウォーキング。その後、朝食を摂って出勤しています。母は14種類のストレッチを毎朝実行しています。この二人は就寝時間も早いのですが、それだけはまねできません。早寝ができるようになったら、私の生活スタイルは自己評価70点ぐらいにはなるんですけどね。




