セクハラ被害者は若い女性だけじゃない。 「おばあちゃん」と呼ぶのは失礼!

 数日前、知人の高齢女性が憤慨していました。その原因は、とある場所に出かけたとき若い男性から「おばあちゃん」と何回も呼ばれたこと。彼女は結構強気な性格なのですが、唖然としてしまったせいか反撃することができず、怒りを抱えたまま帰宅したそうです。

 先日、両親を訪ねたときは、母とセクハラの話題で大盛り上がり。「少子化問題だって介護だって、考えてるお偉いさんは男ばっかりなんだから、実情がわかっていないし所詮他人事なのよ。そもそも本気じゃないんだから」と母。女性を下に見ている父と長年暮らしを共にしてきたせいもあり、世のおじさんたちに対する怒りが爆発! もちろん私も一緒に爆発です(笑)。

 父の女性蔑視は年季が入っています。約30年前のこと、「女は家にいるべきだ」と発言した父に、妹が「働いているお姉ちゃんのことはどう思ってるの?」と聞くと「あいつは例外だ」。父の女性蔑視&自己矛盾発言は枚挙にいとまがありません。先日も、銀行から帰ってくるなり「女の子(女性行員)じゃわからん」とセクハラ発言。自分の理解不足は棚に上げて、「女の子」のせいにするずうずうしさです。

 さて、冒頭の「おばあちゃん」発言に戻ります。セクハラは若い女性だけが被害者になるわけではありませんし、女性が被害者とも限りません。見知らぬ他人が高齢男性を「おじいちゃん」と呼ぶのも、れっきとしたセクハラです。そんなときは毅然とした態度で、こう反撃してやりましょう!

 「あなたは、私の孫じゃない」。

M・F
介護相談員。 介護分野での執筆活動にも注力しています。 臨床美術という分野で、ご高齢者の心と体にアプローチしています。 みなさんの心に少しでもよりそい、お力になれればと思います。
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