今日は大雪。骨と筋肉を鍛えて、転倒・骨折しにくい体づくりを

朝、カーテンをあけたら一面の銀世界。東京は明日まで降り続くようで積雪は20㎝になる見込みとか。
私は雪国育ち。雪国の子どもたちは、定番の雪遊び以外に、もっと楽しい遊びを知っています。私が大好きだったのは「かた雪」遊び。気温が低いと、降り積もった雪は柔らかい状態のまま固まってしまいます。普通は降り積もった雪の上を歩くとズブズブと足が沈んでしまいますが、「かた雪」状態だと足が沈まないので、かけっこも平気。「かた雪」になった広大な田んぼは、子どもたちにとって、それは魅力的な遊び場でした。
学校で決められた道路を通らず、田んぼを突っ切って通学するのは当たり前。明らかに校則違反です(笑)。「かた雪」を踏むザクッザクッという音。懐かしい冬の音です。
もうひとつ楽しかった遊びは、屋根に雪のない晴れた日に、我が家の工場(製材所)の大屋根に友達や兄弟と上り、走ったり滑ったりして積もった雪にダイブ! 
トタン屋根を走り回るので、靴下は摩擦ですぐに穴だらけ。でも、母から怒られた記憶はありません。

さて、雪は子どもの素敵な遊び相手ですが、危険な自然現象でもあります。特に、筋肉や骨が衰えているお年寄りは、転倒しやすいアイスバーンには要注意。
ロコモティブシンドロームという言葉をご存じですか。
これは、筋肉、関節、骨など運動器官の障害によって日常生活で人や道具の助けが必要な状態、またはその一歩手前の状態をいいます。運動機能が低下していると、バランス感覚が鈍くなるし転びやすくもなります。転倒したときの骨折リスクも高くなりますよね。お年寄りはもちろんですが、「最近、足腰が弱くなってきたな」と感じている熟年世代にとってもロコモ予防は大切です。毎日運動をして、骨や筋肉に負荷をかけ鍛えるようにしましょう。

帰宅したら、私も運動しますよ。自宅前の道路の雪かきがてら、雪をスコップで集めて大きな雪だるまを作ります。雪が積もると、いい大人なのに雪だるまを作らずにはいられないんです。故郷への懐かしさが、私を雪だるまづくりに駆り立てるのかもしれません。

M・F
介護相談員。 介護分野での執筆活動にも注力しています。 臨床美術という分野で、ご高齢者の心と体にアプローチしています。 みなさんの心に少しでもよりそい、お力になれればと思います。
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