
陽にあたることは身体にすばらしい効果があることをご存知でしょうか?
紫外線にあたるとシミになる原因になるなど、どちらかというと敵対視されている印象がありますが、実は生きていく上で重要な効果が太陽の光にはあるのです。
ひきごもりがちになり、家の外に出ないとますます鬱状態になっていきますが、これは太陽に当たらなくなることも原因の1つのようです。
今日は「太陽のチカラ」についてご紹介します。
1)骨を丈夫にする
日光浴をすると体内でビタミンDを作り出します。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にします。
2)認知機能が保たれる
こちらもビタミンD効果です。
最近の研究では、65歳以上の高齢者でビタミンDのレベルが低下すると、脳の認知機能の障害が増加することがわかっています。「認知機能」とは記憶や推理、学習、言語など知的な働き全般のことですが、ビタミンDレベルが最適な高齢者は、低い人と比べて、認知機能障害のリスクが半減しました。日光浴を1日15分行うことによって新聞を読めるくらいに認知症が回復したという事例(アメリカ)もあるようです。
3)病気予防効果
ビタミンDレベルの高い人は、低い人と比べて、ガン、白血病などの発症リスクが2~8割も低下するという研究結果があるそうです。他に、日光への露出の多い女性は乳ガンのリスクがかなり低下する、日照量の多い地域に住む人は肺ガンのリスクが低くなるなどの報告もあります。
一方、ビタミンDが不足していると、心臓発作や心不全、脳卒中などの心血管疾患のリスクが高くなります。例えば、40歳以上の男性でビタミンDレベルが低い場合は、心筋梗塞のリスクが2倍以上に増加するそうです。
まだまだ太陽には大きなチカラが存在します。
続きは次回に!




