
父の歩行困難の原因は正常圧水頭症か?その確定をするために行ったTAPテスト。
脊髄から髄液を取り出して、歩行状態と認知症テストのビフォーアフターを検証します。
結果は「状況はほとんど変わってない」、すなわち父の歩行困難は正常圧水頭症が大きな原因とは言えないということでした。
結局、父が診てもらっていた脳神経外科系統ではわからず、少し様子を見ましょうということになりました。
他に何が原因となる可能性があるのか?を聞くと「整形外科や神経内科などがあるかもしれないが、どれも原因確定につながるとは限らない。」というあやふやな答え。
父はがっかりしていました。
原因が確定すれば、それを治療すれば治る。そんな希望の光が見えれば手術でもなんでもすると覚悟を決めていた父ですが、「わからない」という結果。
じゃあどうすればいいのか?との問いにも「様子をみるしかない」との答え。
父のもどかしい気持ちは手に取るようにわかります。
でも、「老化」とはそういうものなんですね。
今の医学では老化を遅らせることはできても治すことはできません。
特に筋肉骨格系であるロコモティブシンドロームに対しては、有効な薬や治療法がないです。
父は、なるべく状態が進行しないように筋力トレーニングに励むと言ってました。
うん、それしかないよね。がんばれ、お父さん!




