
「AGE(終末糖化産物)」を知っていますか?タンパク質が体内の余分な糖に結びつき体温で熱せられると「糖化」が起き、「こげ=AGE」となって身体の中に溜まっていくとのこと。
このAGE、実は老化の原因だそうです。AGEが骨に溜まると骨粗鬆症、血管に溜まると脳梗塞や心筋梗塞の原因に、目に溜まると白内障に、脳に溜まるとアルツハイマーになるとのこと。もちろん糖尿病にもなります。皮膚に溜まるとシミ、しわにも。(>_<)
老け顔の人は早死にする可能性が高いという研究結果もあるそうです。外見の老化と体内の老化は密接に関係しているとのこと。
そう考えると、老化が病気を引き起こしているとも考えられます。介護の原因となるメタボリック・シンドロームやロコモティブ・シンドロームも、AGEを溜めない生活を意識することでかなり予防が期待できそう。
悪者はずばり「糖」!だから最近のビールは「糖質オフ」なんですね。「糖」=「砂糖」=「太る」というイメージで単なるダイエット目的かと思いきや、直接身体に悪さを引き起こす物質=AGEを防ぐためでもあったのですね。
次回はAGEが体内に溜まるしくみについてお話しします。(^^)/




