
買い物サービスというのが、介護保険にはあります。
私の幼いころは、近所に八百屋さんがあったり、ワンボックスカーのような車で野菜を売りに来たり。そういえば、大きなトラックで、ハイジの曲を流しながら、豆腐や野菜やパンなどを売りに来ていました。家の近くまで来てくれるので、小さな私でもお遣いすることができました。
最近は大きなスーパーが八百屋に取って替わり、牛乳やキャベツ、かぼちゃなど持って帰る事を考えると、私でも買い物を控えてしまいます。
杖を使って歩いている方が、杖を右手に、荷物を左手に・・・。
転ばないほうが曲芸いですよね。
介護保険を使うと、預かり金がいくら。何を買うか、品切れだった時はどうするか?いくらくらいだったら買うか?いくら以上なら今回は止めておくか。小さな事を打ち合わせて買い物を代行する事になります。
少々面倒ですが、それもコミュニケーションの一つ。
その方の生活を共有することで、その方がどんな事を大事にしてきたのか、どんな生き方をしてきたのかを教えてもらえたりします。
ヘルパーさんを使うことは、ただ手伝ってもらう事にとどまらず、コミュニケーションを通じた自尊心の回復が得られます。
ぜひ、活用して充実した時間を持ってください。




