4月になっても新型コロナウィルスの感染が拡大しています。
例年ですと、この時期真新しいスーツに身を包む新入社員を街で見かけますが、今年は入社式を控え、自宅待機としている企業も多いようで、そうした光景はあまり見られません。
そんな中、オンラインで映像をつなぎ入社式を行った企業の様子がテレビで放映されていました。接触を避けることが大きな予防策と言われている中、在宅ワークでのテレビ会議やオンライン授業など、ネットを活用しての様々な取り組みがなされています。
先日、弊社の若い社員から「リモート送別会」をしたとの話を聞きました。それぞれが自宅にいて、各自飲み物や食事を用意、オンライン映像で相手の顔を見ながら会話を楽しんだとのこと。
自粛要請もあり、友人との会食をキャンセルし「また落ち着いたらね」と約束したばかりでしたが、会わずともこんな方法でコミュニケーションが取れるのですね。ただ、私などはまず機器の設定にもたついてしまいそう…スマホで簡単に設定できると聞きましたが、若い人の言う「簡単」は次元が違うことも度々… やはり、こうしたITの活用は若い人に広げてほしい分野です。
介護の世界では、オンライン診療の普及も進められているようです。今の時期、病院受診も一仕事です。特に自宅で介護されている場合、ご家族は日常生活でも感染防止に大変な気を遣われていると思いますので、自宅で診療が受けられれば、外出のリスクを防ぐこともでき負担軽減につながることでしょう。 家にいる生活が続くと筋力の衰えが心配されますが、自宅で運動ができるアプリなども 手に入れられます。
厳しい生活が続くと、疲れも出てきています。ITを活用しながら時には気分転換し、乗り越えていければと思います。