中国武漢市で新型コロナウィルス関連肺炎の発生が報告されています。
日本でも武漢市在住の旅行者から患者発生の報告が出されています。
過去にも新型インフルエンザなどの世界規模の流行(パンデミック)がありました。古くは、1918年から1920年に流行した「スペインかぜ」が有名です。全世界で患者数約6億人、死亡者数2,000から4,000万人と推計されています。
その後も、鳥インフルエンザ、新型インフルエンザなど周期的に流行が繰り返されています。ウィルスの遺伝子が変異して、ヒトからヒトへの感染が起きると広範囲に感染が広がる恐れが出てきます。
感染症が成立するのは、3つの要因があります。
1. 感染源(ウィルスなど)
2. 感染経路(空気感染や接触感染など)
3. 宿主(人など)
感染症を予防するには、この3つのうち、どれかを遮断することが必要になります。ウィルスを予防できない場合、感染経路の遮断、たとえば、咳をする時にマスクをするなどによりウィルスをまき散らさない、手洗いなどで手についたウィルスなどを落とすなどがあります。ここで宿主というのは、人を指していますが、睡眠や栄養をしっかりとって免疫力を落とさないようにして、簡単に風邪がうつらないようにすることも重要です。
参考となるURLなどご紹介します。
・東京都感染症情報センター
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/2019-ncov/
上記のセンターから出されている情報です。
≪ガチャピン・ムックの正しい手洗い方法≫(動画:2分30秒ほどです) https://www.youtube.com/watch?v=2DQSutXsLsY&feature=youtu.be
≪咳エチケット≫
・特定の呼吸器感染症は、その感染症にかかっている人の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウィルスや細菌を吸い込むことにより感染します。感染症を予防するため、咳やくしゃみが直接人にかからないようにカバーすることが大切です。
・咳・くしゃみをする時は、ティッシュなどで口と鼻を覆います。使用後のティッシュは、すぐゴミ箱に捨てます。
・咳・くしゃみが続くときはマスクをします。マスクは鼻と口を覆うようにつけましょう。
・マスクをしていない時のとっさの咳やくしゃみは、手ではなく、袖や上着の内側で鼻や口を覆います。手で覆った時はすぐに手を洗いましょう。
皆さま、体調にお気をつけてお過ごしください。