みなさま、こんにちは。
令和2年の1月も中旬。いかがお過ごしでしょうか。
以前、通りすがりのエレベーター男性の愉快な挙動を記載させていただきました。
今回は、また別の男性のお話です。
昨日、正月明けの出勤日、11時台に地下から乗ったエレベーター。私は自分の○階ボタンを押し、毎度の如くぼんやりしていました。
次の階で、40代くらいの男性が乗り込んできました。無表情にスキップしながら。
・・・それだけです。
それだけですが、無表情にスキップした男性がエレベーターに入ってくるなんて、なかなかありそうでないと思われませんか! 子どもでも最近は見ないのに、と私は大変驚きました。そして人間は驚きすぎると感情が伴わないということで、私も無表情です。静かに、エレベーターが指定フロアまで運んでくれるのを待つ中、インナーマッスルだけがプルプル小刻みに振動し、腹筋が4つくらいは割れそうでした。表情筋を使わない初笑い。
その男性も静かにたたずみ、素敵にスーツを着こなすダンディズムが、先ほどの現象のシュールさを際立たせます。
ところで、皆さんは今すぐスキップできますか?あれは全身運動としても大変有用です。
次は、昨年クリスマス前ですが、エスカレーターにいらした男性。
階下に向かってその男性の上段まで降りてきた私に気づかず、彼は小さい声で歌っていました。「とおりゃんせ」を。
フルコーラス、聴き入りました。ウィスパーボイスながら美声。
・・・これもそれだけです。
この2件、非常に私好みなため、記憶と記録にとどめたく、ブログにさせていただきました。
世知辛いご時世に降ってわくユーモア、それは疲れた心となまけた筋肉への恩恵・・・ありがとうございます、そう思いました。