10月11日金曜日から、楽しみにしている深夜ドラマが戻ってきます。 12年ぶりに復活し、第3シーズンが放送されるのです。
この「時効警察」は、初放送(第1シーズン)が2006年、2007年に第2シーズンが放送されました。
いわゆるミステリードラマなのですが、ミステリーとは名ばかりで、コメディー要素が強く、演劇の舞台がそのままTVドラマになったようなドラマです。出演者が脚本や監督をしています。
そして、かなり適当に捜査をしているのにもかかわらず、毎回解決してしまいます。
最後に、犯人の自白で終わるのは、ミステリーの王道なのですが、 すでに時効を迎えているので、犯人が自白しても、真相が明らかになりますが、 逮捕もされませんし、刑にも問われません。
「時効が成立した事件を、警察官が趣味で捜査して、真相を明らかにする」という、よくわからない架空設定です。
ミステリー物にありがちな、逮捕にまつわるエトセトラがないのです(乱闘・逃亡もありません)。
その代わりに、この時効警察では、主人公の霧山君が犯人に「この件は誰にも言いませんよ」と言いながら、印を押した「誰にも言いませんよカード」を手渡して、妙な味を残して毎回終了するのです。
その当時は、かなりのファンでDVDも持っていました。 (おまけの「誰にも言いませんよカード」が欲しかったのです)。
主演は、オダギリジョーさん、麻生久美子さんです。 私は、このドラマのイメージが強すぎて、2人の普通の演技を見ると、かなり違和感を持ってしまいます。
2人とも、正統派の俳優さんなのですが、そのように思えなくなるドラマですね。
犯人役も、その当時の旬の女優さんが出演されていました。
予習されたい方は、アマゾンプライムなどで第1・2シーズンが見られます。
ドラマ最後の「フィクションの注意書き」も、時効警察らしいので、最後までお楽しみください。