秋分の日を前に

みなさま、こんにちは。

台風被害の大きかった地域の皆々様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念しております。

今回は、先日素朴に思ったことを綴らせていただきます。

訪問先の利用者様は、もともとそこで生まれ育ち、かかりつけの主治医がいます。その方が持病を悪くされ、大きな病院で手術されました。予後は良好で、ご自宅で日常生活を取り戻されているのですが、かかりつけの先生が「大病院の先生の処方を、私が変更できない」と、見直してくださらない。結局、服薬量の多さから消化器に不調が出て、かかりつけ医を変更することになったのです。

利用者様は、今も「(前の)先生に申し訳ないことをした」「嫌われた」と心を痛めています。

そもそも「薬」とは。「病院」とは。「病気とは」。「健康とは」。

医療看護体制は、心身の健康を取り戻すための技術、または設備なはずなのに、この業界にいながらに悩ましいことが多いです。

ネットなどで、今はテレビでも流れないマニアックな情報が確認できますが、それも有象無象で発信者のこだわりが大きいですね。選んで見る方も、自分の好みで選択するのではないでしょうか。

私は先日「秋分の日の前に、掃除でもしよう」と棚の奥をほじって、数年間に購入した「体を温めると病気は治る」という趣旨の文庫本を再発掘しました。

これは安保徹先生の本です。

この先生は心身の抵抗力を上げて、万病予防しよう!という「元気でいるための自己管理方法」を全面に出され、テレビや講演会など多くの方面に情報発信し、たくさんのベストセラー本も出し、内容は健康予防教室のネタによく使わせていただきました。

振り返ると、こうして大々的に意見を発信する専門職の方は、この後いらっしゃらない印象です。

多くの陰謀論が言われすぎて、むしろ真実が見えにくいという不思議な情報操作網なのかもしれません。

この猛暑を越えて、なぜか体重が増えた私の健康状態を、安保先生は不可と見なすだろうなあと反省。誰にも言わない私の体重。誰も知らなくてもいい真実がこの世にはたくさんあるのですね。

秋分の日は、昼と夜の長さがほとんど同じ長さで、彼岸(あの世)と此岸(この世)が最も通じやすい日とされています。

気温の寒暖差が大きい時節、皆様、心身機能を振り返りながら大事にお過ごしください。

K・H
介護相談員、看護師・保健師。 どんな状態でも機嫌よくいられる、そんな環境づくりのお手伝いをさせていただきたく、元気・活気づくり活動をしています。
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