私の趣味は「日本全国の神社巡り」で、御朱印も集めています。
6月といえば、神社イベントの1つ、「夏越の祓」「名越の祓」(なごしのはらえ)が開催されます。この「祓(はらえ)」は、年2回(6月と12月)行われています。 ※12月のものは「年越の祓」と呼ばれています
一言でいうと、半年間に犯した「罪」「穢れ」を、除き去るための除災行事です。
令和初の日程は「6/30」です。 日曜日ですので、その近辺の日程で、この「夏越の祓」が行われます。また、神社によっては、この時に「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」も行われます。 神社の境内で、茅(ち=かや(チガヤ、スゲ、ススキなど))で編んだ直径数mほどの輪を建て、この輪をくぐります。この輪のまわり方は、正式な作法があります。
年末は参拝者が多いので、この輪をくぐるだけになることが多いのですが、6月は参拝者が少ないので正式な作法で回れると思います。下記の作法を、お試しください。基本は、8の字の形で1周半くぐって回ります。
① 茅の輪の前に立って軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻る。
② 右足からまたいで輪をくぐり、右回りに回って元の位置に戻る。
③ 左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻る。左足からまたいで輪をくぐって終了になります。
神社によっては、ミニチュアの「茅の輪」がお守りになっているところもあります。 後半戦も、元気に頑張りましょう。