持続的可動式腹膜透析のこと。慢性腎不全に行われる透析治療法のひとつ。腹膜と腹腔を使って体内で透析を行うもので、腹腔内に埋め込まれたカテーテル(管)を通して滅菌透析液(CAPD液)を腹腔内に貯留し、この間に腹膜を通して血液中の老廃物や余分な水分を除去する。 指導に基づき1日4~5回のバッグ交換を自分で行い、24時間連続的に透析をする。連続的に透析されるため血液透析に比べ体への負担が少なく、残存腎機能(尿)を長期間保つことが可能とされている。自分の生活リズムに合わせたバッグ交換時間を調整できるため、自己管理がきちんとできれば身体的にも社会的にも利点を生かせる治療です。