1946年から1968年まで、医学部卒業生に課せられた「診療実施修練」のこと。かつては、インターン教育を終了していないと、医師国家試験を受験できなかったが、1967年に東大医学部のインターン生が中心となり起こした「医師国家試験ボイコット運動」がきっかけとなって、東大紛争がはじまり、1968年には「インターン制度」そのものが廃止されることとなった。 現在では、医師国家試験合格後、卒後臨床研修(卒後研修)として2年間病院で勤務することが義務付けられており、この期間は「研修医」と呼ばれ、いわば医者の見習い期間となる。