介護保険を受けるタイミング
どのようなタイミングで介護保険を受けるべきなのか?介護保険を使い始めるタイミングの事例を紹介します。
目が離せなくなってきた
見ていないと、食事をのどに詰まらせそう、歩き方や座り方が不安定で転んでしまいそう、入浴や排泄が困難になってきた……こんな時は介護保険を申請するタイミングです。
入院した
入院をきっかけに体力が落ちてしまうことがあります。体力改善を目的に通所サービスを利用するのも一つの方法です。
退院後、以前と同じ生活は難しそうな場合は、レンタルできる福祉用具の利用から始めるなど、介護保険を検討するタイミングです。
物忘れが増えてきた
お金の計算ができなくなった、公共料金の支払いを忘れてしまう、冷蔵庫の残り物が処理できないままどんどん買い物をしてしまう……こんな症状が現れたら、介護保険の導入を考えましょう。
歩くのに支えが必要そう
散歩に出るのが好きだったけど、転ぶのを怖がって外出しなくなってしまった。買い物によく行ってたけれど、荷物が重くて歩くのが大変。こんな時、シルバーカーや杖がご本人の支えになるかもしれません。介護保険を利用すると負担が軽減できます。
公共の介護相談窓口
地域包括支援センター | 総合的な介護相談窓口 ≪おもな相談内容≫ ・介護予防についての相談 ・介護サービスに関する各種相談 ・成年後見制度、高齢者虐待に関する相談 |
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社会福祉協議会 | 生活の中の困りごとなどの相談窓口 ≪おもな相談内容≫ ・ボランティア活動に関する相談や活動先の紹介 ・弁護士による各種法律相談(実施していないところもあり) ・財産相続に関する相談(実施していないところもあり) |
保健所 | 医療健康相談に関する相談窓口 ≪おもな相談内容≫ ・精神保健福祉相談・保健師・精神科医師による心の健康、精神保健に関する相談 |
国民健康保険団体連合会 | 介護保険に関する苦情相談窓口 ≪おもな相談内容≫ ・介護事業者とのトラブルに関する相談 ・介護認定結果に関する相談 ・担当医師、担当ケアマネジャーに関する相談 |