市場主義に委ね続けたアメリカ。
計画経済から自由経済に移行し、制度的不備だらけの中国。
他方、高い税負担により維持される北欧の福祉。
福祉に限っては、全体主義・社会主義的にならざるをえない。しかし、アメリカ・中国を見るにつけ、ある決断を迫られる。
低所得者向けの医療・福祉は、切り捨てるべきか否か?
切り捨てた場合、経済成長率はその分上がる。
手を出せば、安定化させる為に莫大な税金の投入と、社会の参加・協力が不可欠となる。
はっきり言えば、低所得者向けの医療・福祉は不採算であり、採算が合わなければ企業は手を出さない。
その結果、今の日本には物に近い扱いを受ける高齢者が急増し、福祉従事者と予算不足から悪化し続けている。
政府からの各種給付を目当てに、最低限のサービスもせず事業を無認可で行い、それを行政も黙認している。
潰せば、老人達の受け入れ先が無いから。
完全に地雷化している。
もう現実に、アメリカ型の社会である。
制度があっても、利用できない・参加者が減っているから。
破綻は、目の前だ。
低所得者向けの医療・福祉は、切り捨てるべきか否か?
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