介護施設向け、栄養給食管理支援を開始――京セラ丸善

京セラ丸善システムインテグレーション株式会社(KMSI)は、介護保険施設向けに栄養給食管理と栄養ケア・マネジメントの業務を支援するパッケージ「MEDIC DIET LITE(メディック・ダイエット・ライト) Ver.1」を9月1日より提供開始する。

老人保健施設、特別養護老人ホームを中心とする介護保険施設における食事提供は、従来の集団給食から個人対応食へと移行しつつあり、適切な栄養管理と身体状況にかなった食事提供の必要性が高まり、献立作成、調理、栄養管理の各工程が複雑化し、現場の管理栄養士に多くの負担がかかっている。

さらに介護施設では病院給食に比較すると食数規模が小さく、給食業務の効率が悪くなる傾向があり、こうした状況下で、利用者とその家族から選ばれる介護施設を目指すために、入所者のQOL (生活の質)を高めながら、いかに安全・安心な食事を提供するかが重要な意味を持つ。

そこでKMSI では、中小規模の介護保険施設向けに特化したパッケージ製品 「MEDIC DIET LITE」を提供することで、給食管理の基本機能に加え、厚生労働省の介護保険法改正に沿った栄養ケア・マネジメントの業務を支援し、入所者一人ひとりの栄養状態の把握、栄養ケア計画から実施後の評価、帳票出力までの作業を効率化する。

多様化、複雑化する給食管理に携わる栄養士の業務を飛躍的に効率化するとともに、個人情報を適切に管理し、確実な栄養ケア・マネジメント実施を支援できる「MEDIC DIET LITE」により医療福祉給食の質の向上にも寄与するものと期待される。

MEDIC DIET LITE Ver.1 機能概要》
■献立の作成から材料の発注および 個人の食事箋管理など給食業務全般に対応。
■月間・週間献立表(写真付き)をExcelファイル形式で保存・編集が可能。
■個人ごとに対応した献立作成が可能。栄養補助剤(経腸栄養剤・輸液)も入力可能。
■日本人の食事摂取基準(2010年度版)に対応。
■2009年4月厚生労働省の介護保険法改正の様式例に対応した、栄養ケア・マネジメント業務に必要な書類を作成、管理可能。
■対象者の次回実施日の検索機能。
■栄養ケア・マネジメントに必要な書類を一枚にまとめた「栄養ケア表」が印刷可能。
■身体測定値、臨床検査値の推移グラフが印刷可能。
■身体情報を入力することで入所者一人ひとりの健康管理に必要な情報が自動計算。
■基礎代謝算出方法を“BEE方式”か“日本人の食事摂取基準(2005年度版)”から選択可能。
■入所者のさまざまな個人データを蓄積することで栄養状態が一目で把握でき、日々の食事管理から栄養ケア・マネジメントまでトータルな管理が可能。

◎京セラ丸善システムインテグレーション株式会社

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