<進化する複合型>セントケア、医療行為が可能な複合型サービスの事業所を開設

セントケア・ホールディング株式会社の子会社で、和歌山エリアで介護サービスを提供するセントケア和歌山株式会社は、平成25年12月1日、セントケア・グループ初となる複合型サービス事業所「セントケア複合型城北」を和歌山市に開設し、介護看護を一括提供する「複合型サービス」を開始すると発表した。

「複合型サービス」とは平成24年度の介護保険制度改正で創設された新しいサービスで、「訪問」に加え「通い」や「泊まり」の施設内での介護サービス時にも、訪問看護の提供にあたって交付された医師の指示書をもとに、看護職員が一部の医療行為を行うことが可能となる。介護保険制度上の正式名称は「複合型サービスⅠ」。

複合型サービスは、同じ事業所内のケアマネジャーがサービスの管理を一元的に行うため、利用者や家族のニーズに柔軟に対応でき、登録定員が25名で同じスタッフが対応するためなじみの関係性が構築しやすいなどの利点がある。介護サービス利用時の費用が要介護度に応じた月単位の定額制(医療保険対象サービス費用は別途)であることも特徴。

同事業所は、24時間365日の運営で「通い」「泊まり」「訪問看護」「訪問介護」の4つのサービスをひとつの事業所が提供し、医療施設からの退院者や介護施設への入居を選択肢に持てない方など、医療ニーズの高い高齢者の在宅療養を担う役割が期待される。複合型サービスⅠを提供する事業所は全国的にも数が少なく、民間の介護サービス事業者の参入も少ない(全国で約30カ所程度)のが現状だけに、同社の動きが注目される。

【複合型サービスのメリット】
・退院直後等の医療ニーズが高い方に向け、「訪問」に加え「通い」「泊まり」の施設内での介護サービス時にも医師の指示書をもとに看護職員が医療処置を行うため、安心して利用できる。
・退院直後で状態が不安定な場合も、必要時には主治医と連携し病状安定に向けた対応が図れる。
医療保険による訪問看護サービスも併用してご利用可能。
介護保険ご利用料は月定額制。

【複合型サービスで対応可能な医療行為の一例】
医療機器を利用している方(胃ろう・気管切開などの管理、カテーテル類の交換)
リハビリが必要な方(飲み込みの訓練、車いすへの移動、歩行の訓練、排泄の自立)
・縟瘡(床ずれ)などがある方(創傷の処置、悪化の防止)
認知症の方(生活リズムの調整、認知症状への看護介護相談)
・終末期(がん・老衰など)の方(苦痛の緩和、精神的な支援、看取り)
・家族や介護者の方(医療機器の取り扱いや介護の相談・指導、精神的な支援)

◎セントケア・ホールディング
http://www.saint-care.com

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