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老後を生き抜くためのガイドブック『おひとりさまの終活』を発行

三省堂は、老後を自分らしく生きるためのノウハウをまとめた書籍『おひとりさまの終活』を発行した。

超高齢社会をたっぷり生きて旅立つために。おひとりさまが老後で一番不安に思っている「見守り」「介護」「孤独死しないためのヒント」をはじめ、老後の「住まい」「医療」「お金」、そして「仕事」から「葬送」までを、豊富な事例と最新情報を交えて紹介する。

著者は、『おひとりさまの「法律」』『男おひとりさま術』などの著書があるノンフィクションライター。「『終活』とは、自分らしい“いい日旅だち”を、一人ひとりが自分のステージに合わせ、残りの長い人生の中で準備していくこと」とし、実践的な終活のノウハウを紹介。生きがいづくりの第一歩として「60歳からの仕事」を提案。

老後の「病気」や「孤独死」対策として、高齢者向けの見守り安否確認サービスやシステムを取材。医療や介護、行政、地域、家族や友人などによる 「人」のネットワーク、法律によるサポートを活用し、自分仕様のセーフティネットのつくり方を具体的に提示する。

未婚・既婚を問わず、誰もがいつかは「おひとりさま」。これから老後を迎える人、老後のただ中の人、親の老後を診ている人、すべての人にとって、「老後を生きるのがこわくなくなる」実践的ガイドブックである。

著者が提唱する「おひとりさまの見守り10か条」
?健康は日々の備えから
?かかりつけ医をつくる
?介護保険制度を知っておく
?行政と民間の見守りサービスを知って使いこなす
?遺言やリビングウィル（事前指示）を書いておく
?緊急医療情報を用意しておく
?在宅医療について知っておく
?成年後見制度を知っておく
?無縁よりも多縁。頼れる仲間をつくる
?健康状態に合わせた、自分仕様の見守りネットをつくる

■目次：
第一章　終活の第一歩は「就活」から
人生100年、どう生き抜くか−60からのオトクな働き方、ハローワークを使いこなす、年齢なんてなんのその−まずはプチ収入からスタート、80歳でも介護ヘルパー他

第二章　「お金力」を身につける
老後資金はいくらかかる？−年金を理解する、年金額を増やすには、税金に強くなる−確定申告でお金を取り戻す、保険の見直し、考えよう −生命保険の見直し方、医療保険はどう選ぶ？、シニアを狙うさまざまな手口 −最後の命綱は生活保護　他

第三章　終の棲家の探し方
“老後”の住み方、ふたつの選択 −自宅で住み続けるために必要なこと、持ち家を担保に自宅に住む、住宅問題もおひとりさま時代―「サービス付き高齢者向け住宅」って何？、老人ホーム選びで注意したいこと　他

第四章 「患者力」をつける
やっぱり体が資本 −健康診断の上手な受け方、なぜ、がん検診は大切か？、病気にまつわるお金の問題 −入院費用が不安なときは、差額ベッド代は払わないといけないのか　他

第五章　私の介護、誰がする？
介護は突然やってくる −介護保険の流れを知る、ケアマネジャー選びにもコツがある、施設で介護を受けるとき −特養でも有料老人ホーム並みの料金に？、「最期まで在宅」を実現する在宅ケア −在宅医療を味方にする、在宅医療のお値段は？　他

第六章　見守り力は自分力
クローズアップされる「見守り」─自分でできる防災の備え、24時間対応の安否確認センサー、自分を守る医療情報キット　他

第七章　終活のために必要なこと
相続トラブルを防ぐ遺言 −面倒だが「安全確実」な公正証書遺言、遺品は迷惑、いまから整理を、成年後見制度を知っておく−自分で後見人を選べる「任意後見」、「市民後見人」の養成が始まった　他

第八章　葬儀やお墓は必要か
お葬式は本当に必要か −葬儀のお値段、自然に戻る「樹木葬」、お寺が供養をする永代供養、人気上昇中の散骨、ひとりで旅立つときに必要なこと　他

■書名：『おひとりさまの終活』

■著者：中澤まゆみ

■定価: 1,600円（税抜）

■仕様：四六判／240頁

■発行：三省堂

◎三省堂

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